
タリン(エストニア) 晴れ
05:30夜行バスでエストニアのタリンに到着。時差があり、モスクワやサンクトペテルブルグより1時間遅い。日本とは6時間の時差で、日本が深夜24時とき、エストニアは18時だ。まず今夜乗るラトビアのリガ行きの夜行バスのチケットを購入するため、このバスステーションのオフィスがオープンする6時30分まで外で待つことにする。それにしても寒い。Tシャツの上にフリース、さらにウィンドブレーカーを着ているが、それでも寒い。
06:30バスステーションのオフィスのカウンターがオープンし、すぐにチケットを購入。200クローネ(1400円)。市内の主な観光スポットは9時ごろにならないと開かないため、しばらくこのバスステーションのカフェでコーヒーを飲みながら日記を書く。
08:30バックパックをロッカーに入れ、出発。このバスステーションは市内から1.5キロほど離れているため、トラムに乗って移動する。しかしこのトラムの乗り方が難しい。切符はキオスクなどで事前に買うと10クローネ(70円)、車内で買うと15クローネ(105円)とガイドブックには書いてある。しかし車内での購入の仕方がわからない。運転手のみで車掌がいない。お金を握りしめて迷っていると、地元の人が英語で「運転席の間の灰皿みたいな小皿にお金をいれるのよ」と教えてくれた。この小皿にお金をいれると、切符とお釣りを入れて車掌が返してくれた。もし切符を買わずに乗っていると、罰金600クローネ(4200円)だ。
08:45タリン駅に到着。明日の夜のラトビアのリガからリトアニアのヴィルニスまでの夜行列車のチケットを買いに窓口へ行った。しかし窓口では「ここではラトビアのチケットは買えないわよ」と言われてしまう。バルト三国とはいうけれど、一緒に考えてはいけないようだ。
09:00観光開始。ポテトピロシキを食べながら、市内観光。タリンの中心部は高い城壁の上に築かれている。10分くらいかけて、坂道を上り、頂上に到着。するとタリン市内を一望でき、北の方角にはバルト海の向こうにフィンランドが見える。タリンの見どころはほとんどこの旧市街に集中している。トーンペア城、大聖堂、アレクサンドルネフスキー聖堂、聖ニコラス聖堂と次々にまわる。
10:00旧市庁舎前でひとやすみ。ここはラエコヤ広場というタリンの街のヘソ。正方形の広場を取り囲むようにレストランがあり、朝からみんな生ビールを飲んでいる。小さな子供はひたすら鳩を追いまわして喜んでいる。ここで30分ほど、何も考えない、ゆっくりとした時間をすごした。
10:30旧市街をひたすら歩く。地図をみないで気の向くまま歩く。ちょっと道に迷ってしまったが、道に迷うことがこれほど楽しいものかと思うほど、きれいな街並みだ。
10:45ふとっちょマルガレータと呼ばれる砲塔へ。かつては砲台として活躍していたが、その後監獄となった。そのころ囚人の食事を切り盛りしていたのが、マルガレータという太ったおばさんであった。マルガレータと同じくその「ふとっちょ」の砲台に名前が残されていった。屋上に上ると、ここからもタリンの景色が一望できるすばらしい場所だ。
11:30塔の広場へ。ここはちょっとした公園のようになっていて、この場所から見る塔の数々はとてもすばらしい。ただ、木が多く写真をとるには、ファインダーに収まりきらない。是非自分の目で見てほしい。
12:30バスにのって、ピリタビーチへ。ここはタリンの旧市街から東に5キロ行ったところにあるビーチで、今日は日曜日ということもあり、家族連れやカップルでいっぱいだ。昨晩は夜行バス、しかも国境越えというこもあり、あまり寝ていない。ここで2時間くらい昼寝&日光浴を楽しむ。
16:00バスに乗り旧市街に戻り、聖ニコラス聖堂へ。ここは今朝も一度きたが、16時からパイプオルガンコンサトがあると張り紙がしてあったので、そのために着てみた。聖堂で聞く生のパイプオルガン演奏はなかなか聞けないものである。心地よい音色にうっとり気持ちよくなってきて、現実と夢の世界をいったりきたり。
16:30ここで軽く食事をして、インターネットカフェへ。しかしここのPCは日本語が読めない、書けないので、ローマ字でメールを書いた。
18:30ちょっと散歩をしたあと、日記を書く。日記といっても手帳に書くのではなく、シグマリオンUに直接タイピング。日記を書くときは、電源が取れるマクドナルドに行く。HTMLコーディングまでして、日本に帰ったらできる限り早くWeb化できるようにしている。
20:00タリンの旧市街を1周ぐるりと歩く。1周あるくと、だいたい30〜40分だ。まだまだ太陽は高い位置にあるが、日曜日の20時ということもあり、人通りは少ない。
21:00トラムにのって、バスターミナルへ向かう。
22:00夕食をとろうと思い、ピザレストランへ向かう途中、野犬に襲われる。2匹の黒い犬が吠えながら近づいてきたので、匂いでも嗅ぐのか、と思った瞬間、ガブリと噛まれた。このままだとさらに噛まれる可能性があるので、ダッシュで逃げる。100mくらいダッシュで走り、塀をよじ上り難を逃れた。噛まれた傷口からは血が垂れてきている。傷は浅いが、変な菌に犯されるのではないかと思い、あわててウェットティッシュで傷口を消毒する。しかしズキズキ痛む。
22:30ピザレストランへ。お金はあと50クローネ(350円)しかないので、49クローネのピザを注文。ドリンクは頼むお金なし。やっぱり飲み物がないピザって喉が死ぬほど乾く。
23:40バックパックをロッカーから出し、ラトヴィアのリガ行きのパスに乗りこむ。
03:30国境。バスに係官が乗りこんで、パスポートを回収し、その後返される。というのも完全に寝ぼけていて、ほとんど記憶にない。疲れていたせいか、狭いバスのシートでぐっすり眠る